【サイズ】F8号(455mmx380mm)
【作家情報】女子美術大学 日本画専攻 李丹
【使用画材】岩絵具, 墨, 雲肌麻紙, 木製パネル, 画仙紙
【作者からのコメント】
"《直向きな日々》を描いている時、私はいつも、この絵を見てくださる人のことを思っていました。
どんな毎日を過ごしているのだろう、どんな気持ちでこの絵の前に立ってくれるのだろう――そんなことを考えながら、ひと筆ひと筆、心を込めて描きました。
カラスは、私にとって「真っ直ぐに生きること」の象徴です。
どんな場所にいても、環境が変わっても、自分らしさを失わずに立ち続ける。
ときに孤独で、ときに強く、でも確かに「生きている」その姿に、自分自身を重ねています。
この作品を描く時間は、私にとって自分を見つめる時間でもありました。
誰かに見せるための強さではなく、弱さも迷いも含めて、ありのままの自分を受け入れたい。
そんな想いで、静かに筆を進めていました。
《直向きな日々》というタイトルには、「今日も自分なりに前を向いて生きる」という小さな祈りを込めています。
華やかではないけれど、積み重なる日常の中にも確かな光がある。
それをこの絵の中に閉じ込めたかったのです。
もしこの絵を見て、少しでも心がやわらかくなったり、「また明日も頑張ろう」と思ってもらえたなら、それが何より嬉しいです。"